
カメラ1台で動作解析、リハビリを数値化
編集部2026/9/10 12:01:07
身体の動きを3次元で解析するモーションキャプチャ技術は、これまで身体に多くのマーカーを貼り、専用施設と数十台のカメラ、数千万円規模の機材をそろえる必要がありました。そのため利用できるのは大学や一部の専門施設に限られ、一般のクリニックやスポーツの現場では導入しにくいという課題が指摘されてきました。こうした環境の差が、リハビリや動作分析の質の格差につながっている面もあったと考えられます。
この状況に、スマートフォンやタブレット1台で全身およそ120箇所の動きを即座に3D解析する技術で挑むのが、2011年創業のスプライザです。社会人になってから始めたウインドサーフィンをきっかけに起業を決めたというCEOの土井寛之氏と、数学の知見を持つCTOの安東清文氏が率いており、独自のAIと数学的なプログラミングを組み合わせることで、マーカーを必要とせずカメラ1台で高精度の動作解析を実現したとされています。
この技術が導入されれば、これまで理学療法士の経験や勘に頼りがちだったリハビリの効果を数値として可視化できるようになります。患者自身が目標を立てやすくなるという点も、治療への意欲を支える意味で重要です。すでに強豪校の部活動での動作分析や医療機関など、200以上の導入実績があるとされ、今年7月からは歩行解析によって転倒リスクを判定するアプリの提供も始まっています。今後は自宅での遠隔医療や海外市場への展開も視野に入れているということです。
高価な設備がなくても動きを数値化できるようになれば、医療やスポーツの現場で選択肢が広がる可能性があります。機器のコストが導入の壁になってきた分野だけに、今後の普及の進み方と、解析結果が実際の治療や指導にどう結びついていくかが注目されます。
引用元: テレ東BIZ(YouTube)
この記事はAIが要約・編集しています。



