
浸水リスク、映像と地形が示す共通点
編集部2026/9/12 18:01:19
毎週のように大雨災害が起きています。9月8日には愛知県や岐阜県で記録的な大雨となり、名古屋市では午後3時53分からの1時間に、統計開始以来最大となる104.5ミリを観測しました。排水が追いつかなくなった道路は冠水し、県内ではおよそ400棟が浸水被害を受けています。テレビ番組「サタデーステーション」は、千葉豪雨を捉えた48の映像と地形を独自に検証し、浸水しやすい場所の共通点を探りました。
名古屋市内のビルの防犯カメラには、水が勢いよく流れ込む様子が記録されていました。関係者が止水板を用意する中、雨水は階段から地下へ滝のように流れ込み、地下の水の高さは1メートル20センチほどに達しました。ただ、大量の水はおよそ30分で引いたといい、隣の飲食店の店主も「引くのが予想以上に早かった」と話しています。名古屋市は26年前の東海豪雨をきっかけに雨水貯留施設を増やし、現在は99か所で78万トンを蓄えられるまでになりました。今回の豪雨では一時9割ほどまで水が溜まったといい、専門家は、浸水しても都市の活動を早く戻せた点を評価しています。
一方、被害の長期化も浮き彫りになりました。千葉豪雨から1カ月となった9月11日、四街道市のマンション地下駐車場から車がようやく運び出されました。持ち主は「買って2週間しか経っていなかった」と話します。回収された車は、少しでもリサイクルに回そうと手作業で解体が進められています。
番組が注目したのは、浸水を捉えた映像と地形の関係です。地図上に映像を配置すると、JR蘇我駅前では大人の膝ほどの高さの冠水が起きており、低地に水が集まりやすい内水氾濫だったと考えられます。ハザードマップでは最大50センチ未満の浸水が想定されていました。さらに、周囲より高い台地とされる地域でも、細い谷状の地形になっている場所で浸水が確認されました。幅が狭いため、水がたまると水位が深くなりやすいといいます。
注意したいのは、歩いても分かりにくい場所です。病院の近くでは、目立った傾斜がなく、内水ハザードマップの浸水想定区域の外でしたが、実際にはわずかに傾斜し、局所的なくぼ地になっていました。専門家は、こうした地形は関東を中心に多く存在するとし、地形図と合わせて確認するよう呼びかけています。災害時の移動の参考になる情報として、トヨタ自動車が提供する「通れた道マップ」もあります。直近3時間で車が通行した道を水色、交通規制の情報を黒色で示す仕組みですが、状況は刻一刻と変わるため、気象情報や自治体の避難情報と合わせた慎重な判断が必要です。
この記事はAIが要約・編集しています。



