
台風25号、21日に関東接近 総雨量は千葉豪雨級の恐れ
編集部2026/9/19 16:15:20
11年ぶりの5連休となったシルバーウィークが19日に始まりましたが、初日から台風25号が日本列島に迫っています。19日午後6時時点で台風は小笠原諸島の西の海上を自転車並みの速さで北上しており、発達しながら強い勢力となって、21日には関東地方に接近する見込みです。すでに八丈島は強風域に入り、小笠原・父島では激しい雨と風で道路に枝葉が散乱する状況となっています。
雨の量も注意が必要です。関東での総雨量は300ミリから400ミリと予想され、先月の千葉豪雨に匹敵するおそれがあるとされています。連休中の行楽や帰省の計画だけでなく、交通機関の乱れや停電、浸水といった生活への影響も想定しておく必要がありそうです。
台風の接近前から、雨による被害も出ています。宮崎県では停滞する秋雨前線の影響で18日から19日朝にかけて大雨となり、土砂崩れが相次ぎました。日南市では住宅の敷地内の法面が崩れ、土砂の中から見つかった97歳の女性の死亡が確認されています。同じように雨が続く地域では、地盤が緩んでいる可能性があり、少ない雨でも土砂災害が起きるおそれがあります。
行楽の現場では影響がすでに表れています。栃木県を流れる那珂川では、鮎を捕まえる「やな漁」を体験できる施設がありますが、例年は1日1000人前後が訪れるところ、19日は100人程度にとどまりました。9月上旬の長雨でやな場が水没し、復旧に5日かかったうえ、過去には台風で施設が壊れたこともあるといい、関係者は「100万円以上の修理代は避けたい」と話しています。都内のラーメンのイベントでも、主催者が20日の終了時間を2時間早め、テントが飛ばないよう対策をとることを決めました。
先月の大雨で被害を受けた地域では、備えが進められています。千葉県内の生花店は浸水で休業を余儀なくされた経験から、園芸用の土を土嚢袋に詰めて備えていました。電気設備が水没してライフラインが止まったマンションでは、地下の入口にバリケードと土嚢を設置。住民からは「また止まったら引っ越しを考える」という声も聞かれます。
一方、熊本地震の被災地では復興に向けた動きも進んでいます。一部区間で運転を見合わせていた九州新幹線は18日に全線で運行を再開しました。水俣市では19日から、宿泊料金に応じて最大1万円の補助と買い物チケットが得られる独自の復興割が始まり、9人で訪れた家族は合計9万円の割引を受けたといいます。10月1日から始まる国の復興割を前に旅行控えを防ごうという取り組みで、厳しい状況が続いてきた宿泊施設や店舗は、連休の客足に期待を寄せています。
台風の進路や雨の予想は変わることがあります。連休中に外出を予定している方は、最新の気象情報と交通機関の運行情報をこまめに確認し、無理のない計画に切り替えることを検討してください。
この記事はAIが要約・編集しています。



