画像はイメージです台風15号は熱帯低気圧に 西日本で高潮警戒
編集部2026/9/21 6:01:12
国土交通省は12日、令和8年台風第15号による被害状況などの速報をまとめました。台風第15号は11日午後8時ごろに茨城県南部へ上陸し、東北地方や関東甲信地方では11日に最大瞬間風速が25メートルを超えた地点があるほか、12日朝までの24時間降水量は岩手県で150ミリ、千葉県や栃木県でも100ミリを超えたところがありました。台風は本州を横断して日本海へ進み、12日午前9時に熱帯低気圧へと変わりました。
台風から変わった熱帯低気圧は、13日にかけて山陰沖を西へ進んだあと不明瞭になる見込みです。ただ、北海道、東北、関東甲信、北陸、東海、近畿、中国の各地では、この熱帯低気圧と湿った空気の影響で警報級の大雨となるおそれがあります。西日本や北陸では大潮の時期とも重なり、満潮の時間帯を中心に潮位が上がって警報級の高潮が発生する可能性があるほか、西日本から東北にかけて風が強く波が高くなる見込みです。気象当局は高潮への厳重な警戒とともに、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水への注意・警戒、強風や高波への注意を呼びかけています。
12日午後3時時点で、埼玉県の1県1市にレベル4の土砂災害危険警報が出されています。現時点では河川の氾濫や土砂災害による被害の情報はなく、洪水調節を実施しているダムもありません。事前放流の基準に到達したダムが6か所ありますが、いずれもすでに水位が下がっていたため放流は行われていません。道路では茨城県の県道1区間が倒木のため通行止めとなっているほかは、高速道路や国道での被災による通行止めはなく、孤立集落も発生していません。北関東自動車道では11日以降、強風で仮設物が倒れたことによる一時的な通行止めがありましたが解除されています。
交通面では、新幹線や在来線で運転を見合わせている路線はなく、今後見合わせを予定している路線もありません。航空便も12日の欠航はなく、13日も欠航予定はないとされています。一方、海事では東北、関東、北陸信越、中部地方発着便を中心に10事業者13航路が運休し、高速バスも茨城県発着便を中心に1事業者1路線が運休しています。栃木県総合運動公園では倒木とフェンスの破損が確認され、立入禁止の措置が取られましたが、人的被害はありません。
国土交通省は6市4町2区との間でホットラインを構築しており、TEC-FORCEとJETTはいずれも現時点で派遣されていません。海上保安庁によると、海上での被害情報はなく、自治体などからの支援要請も入っていないということです。今回の発表は速報であり、数値や状況は今後変わる可能性があります。台風本体が去ったあとも大雨や高潮のおそれがあるため、お住まいの地域の最新の気象情報や避難情報を確認するようにしてください。
引用元: 国土交通省 災害情報
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