
冠水時の車水没と地下の危険、命を守る備え
編集部2026/9/21 12:15:11
台風の接近に伴い、各地で道路の冠水が相次いでいます。千葉県では先月の豪雨を上回る雨が降った地域もあるということです。テレビ朝日の報道では、冠水した道路で車が動けなくなる事例や、水が流れ込んだ店舗の様子が伝えられています。命を守るためには、どのような点に注意すればよいのでしょうか。
まず注意が必要なのが、やむを得ず冠水した道を歩く場面です。水がたまっていると、側溝や外れたマンホールのふたなどの危険な箇所が見えにくくなります。特に日が落ちて暗くなってからの時間帯は、こうした落とし穴に気付きにくくなるため、より警戒が求められます。
地下の空間も、地上の浸水以上に危険です。研究施設での再現実験によると、地上で30センチほどの浸水が起きた場合でも、水は滝のように地下へ流れ込み、短時間で水位が一気に上昇します。京都大学防災研究所の川池健司教授によれば、水深30センチになると地下室のドアの開閉はかなりの力を要し、50センチではドアに約100キロの力がかかって動かなくなるといいます。見た目で判断するのではなく、早い段階で高いフロアや地上へ避難することが大切だと指摘しています。
車の被害も深刻です。JAFがアンダーパスの冠水を想定して水深60センチで行った走行実験では、およそ30メートル進んだところでエンジンが止まりました。エンジン内部に水が入り込んだことが原因とみられます。タイヤが隠れるほどの水につかると、運転席からは何とか脱出できても、スライドドアは水圧のため開かないということです。スライドドアはドア全体を外へ押し出してから動かす構造のため、下部に水圧がかかると平行に押し出すのが難しくなるからです。
アンダーパスなどでは車が取り残され、乗っていた人が亡くなる事故も相次いでいます。水深が浅いほど対応しやすく助かる可能性も高くなるため、早め早めの判断と行動が必要だということです。台風の接近時には、冠水しやすい道路やアンダーパス、地下駐車場などをあらかじめ避ける経路を考えておき、雨の強まりを感じたら外出を控えることも、身を守る選択肢の一つになります。
この記事はAIが要約・編集しています。



