画像はイメージです北陸の記録的大雨 被害と復旧の状況
編集部2026/9/21 2:15:16
国土交通省は令和8年9月9日、8月27日からの大雨による被害状況などをまとめた第15報を公表しました。それによりますと、日本海から東北地方にかけて停滞した前線の活動が活発になった影響で、北陸地方では8月27日明け方から朝にかけて線状降水帯が相次いで発生し、石川県では記録的短時間大雨情報が発表されました。27日朝までの24時間雨量は観測史上1位となる300ミリを超え、石川県と富山県には同日午前6時20分から午後4時20分までレベル5の大雨特別警報が出されています。その後、福井県でも29日夜から雷を伴う非常に激しい雨が断続的に降り、30日朝までの24時間降水量が300ミリを超えて観測史上1位を更新し、30日午前4時30分から午前11時40分まで大雨特別警報が発表されました。
被害の状況を見ますと、国が管理する河川では氾濫による被害は確認されていない一方、県が管理する河川では浸水が相次ぎました。8月27日からの大雨では石川県管理の11河川、富山県管理の12河川で浸水が確認され、石川県の羽咋川水系では飯山川と金丸川で堤防の決壊が確認されていますが、いずれも応急復旧は完了しています。福井県管理の18河川、9月2日からの大雨による青森県管理の2河川でも浸水が確認されました。ダムでは31基で洪水調節が行われ、現在も継続中のものはありません。土砂災害は富山県41件、福井県14件、石川県8件、北海道7件などの報告があり、富山県では人家の全壊1戸、一部損壊2戸が確認されています。ほかの地域の人的・人家被害は確認中とされています。
生活に関わるインフラでは、北海道白老町で最大4,426戸、福井県勝山市で約320戸など、合わせて約4,902戸で断水が発生しましたが、いずれも復旧済みです。道路は国道231号(北海道増毛町)で土砂流入、国道364号(福井県坂井市)と国道415号(石川県羽咋市)で道路損壊により通行止めとなっており、都道府県道なども3県19区間で通行止めが続いています。孤立集落は現時点で確認されていません。鉄道はJR北海道の室蘭線で路盤流出などが発生し、9月10日に運転再開予定、JR西日本の越美北線も路盤流出などで運転再開には1か月程度を見込んでいます。航空は8月27日に27便、30日に2便が欠航し、福井空港では滑走路の一部が浸水しました。宅配便の集配遅延や高速バスの運休も一部で生じています。
被災者の住まいについては、富山県氷見市の公営住宅1団地9棟で計40戸の床上浸水があり、賃貸型応急住宅の受け付けが石川県の4市町、富山県の4市で始まっています。国土交通省のTEC-FORCEは42市31町4村とホットラインを構築し、自治体との連携を進めている段階です。
この報告は速報であり、数値などは今後変わる可能性があります。大雨の被害は地域によって内容が異なるため、居住地や訪問先の最新の交通・避難情報を確認することが大切です。復旧作業が進む一方で、路面の損傷や法面の崩壊などが残る場所もあるとみられ、通行止めの解除状況などについては引き続き自治体や道路管理者の発表を確認したいところです。
引用元: 国土交通省 災害情報
この記事はAIが要約・編集しています。



