画像はイメージですクラウドを一括で守るHENNGE One
編集部2026/9/25 2:15:14
ランサムウェアや誤送信、情報漏えい、巧妙化するサイバー攻撃など、クラウド活用に伴うセキュリティ課題は多岐にわたります。一方で、対策ごとに別々の製品を導入すると、運用ルールが増え、担当者の管理負荷が高まってしまうのが現実です。こうした「守りの分散」が悩みの情シスには、統合型のクラウドセキュリティサービスが注目されています。
今回紹介するのは、HENNGE Oneという統合プラットフォームです。基本コンセプトは、アクセス管理(ID・認証)、情報漏えい対策(DLP)、サイバー攻撃対策(脅威対策)を、同じ枠組みでまとめて扱える点にあります。セキュリティ領域を一つに寄せることで、運用を整理しやすくなることが狙いです。
まず「Identity Edition」では、複数のシステムにまたがるIDを統合し、シングルサインオン(SSO)や多要素認証(MFA)といった仕組みでアクセスを制御します。さらに、デバイス証明書による制御なども掲げており、従業員がどの端末からアクセスするのかといった前提を整えることで、なりすましリスクの低減につなげます。クラウドサービスの利用が広がるほど、認証基盤の一貫性が重要になるため、ここに集約する意味は大きいといえます。
次に「DLP Edition」は、メールやクラウドストレージの共有・送信に関わる情報漏えいを防ぐ考え方です。メール誤送信への対策(保留など)や、共有リンクの扱い、監査のための保存・検索などを通じて、「気づかないうちに外部へ渡ってしまう」状況を減らす設計が示されています。特にクラウドストレージの誤共有は起きやすい論点のため、可視化や一括制御を重視する姿勢がうかがえます。
そして「Cybersecurity Edition」は、未知の脅威検知や、標的型攻撃を想定した訓練、報告フローの構築など、攻撃を“見つけて止める”だけでなく“組織として対応できる状態にする”方向性が含まれています。ランサムウェアのような事後対応が必要にならないこと、また万一の局面で初動が遅れないことは、人的な運用とセットで考える必要があります。攻撃対策を仕組みと教育の両面で捉えている点が、統合型ソリューションとしての特徴です。
統合型のクラウドセキュリティは、導入時の設計や運用の標準化に効果が出やすい一方、組織の現状(使っているSaaS、認証方法、運用体制)に合わせた整理が不可欠です。HENNGE OneはIdentity/DLP/Cybersecurityの3つのEditionとして説明されており、まず「どこが一番運用負荷になっているか」「どのリスクが優先か」を軸に検討する流れが現実的でしょう。
編集部メモ
セキュリティ製品を増やすほど運用が複雑になります。まずはアクセス管理、情報共有、攻撃対応のうち、社内で負担が大きい領域から統合の効果が出るかを確認すると、検討が具体化しやすくなります。
引用元: 週刊アスキー
この記事はAIが要約・編集しています。



