画像はイメージです100万円は国債か定期預金か
編集部2026/9/28 2:01:08
金利の上昇が続く中で、「定期預金」と「個人向け国債」の見直しが一段と進んでいるようです。特に個人向け国債では、年2%を超える水準の利率が話題になっており、「手元に余裕資金として100万円があるなら、どちらを選ぶべきか」という関心が高まっています。
まず押さえたいのは、定期預金と個人向け国債はどちらも、元本の値動きが大きくなりにくい“ためる金融商品”だという点です。ただし性格は異なります。定期預金は銀行にお金を預ける仕組みで、個人向け国債は国にお金を貸す形です。どちらも満期まで保有することで、安定した利息を受け取る設計になっています。
背景として、金利が上がっている理由は、日銀の政策金利の変化と関係があります。日銀はマイナス金利政策を解除した後、政策金利を引き上げる流れを続けてきました。その結果として、定期預金も個人向け国債も、受け取れる利息の水準が以前より高まりやすくなっています。金利は“相場”ではありますが、少なくとも満期まで保有する設計の部分が多く、「増減の心配を減らして運用したい」という人に合う話題になっています。
定期預金の特徴は、預ける期間を数カ月から数年まで選べることです。一般的な定期預金のほか、まとまった金額で預けるタイプや、積立で少しずつ積み上げるタイプなど、使い方の幅があります。一般に、預ける期間が長いほど金利が高くなる傾向があり、商品によっては預入当初の金利を高めに設定している場合もあります。
一方で、個人向け国債は“国への貸付”です。個人向け国債には、固定金利のタイプと、半年ごとに利率が見直されるタイプがあります。加えて、個人向け国債は利子が半年ごとに受け取れる仕組みで、満期まで金利が大きく変動する商品ではない点が安心材料になりやすいです。満期時に受け取るのは元本が中心で、利子をそのまま元本に組み入れて増やすような複利運用とは異なります。
では「100万円ならどこに預けるのか」を考える際、単純に利率だけを見るべきでしょうか。実際には、「お金を使う時期」と「途中で換える必要があるか」が重要になります。定期預金は途中解約が可能な場合でも、一般に満期時の条件どおりにはならず、利率が下がることがあります。逆に、個人向け国債は中途換金に制約があるため、“いつ現金が必要になるか”を先に整理しておく必要があります。
また、金利上昇局面では「同じ商品を持ち続けるだけでよいのか」も論点になります。固定金利の定期預金や固定金利の国債は、発行時(預入時)の条件が満期まで続く一方、金利がさらに上がる局面では、満期到来後により高い条件で新たに預け直せる可能性があります。つまり、“今の利率”と“次の選択肢”をセットで考えるのが、結果的に有利につながることがあります。
結局のところ、100万円を国債か定期預金かに振り分ける判断は、「満期まで動かさないお金か」「一定期間後に使う予定があるか」「中途で換金する可能性があるか」で整理するとブレにくくなります。金利が上がっている今だからこそ、利回りだけでなく“お金の使い道の予定”に合わせて選ぶことが大切です。
編集部メモ
金利が上がると、定期預金も個人向け国債も注目されますが、重要なのは利率そのものだけではありません。お金を使う時期に合わせて満期を選び、途中で換える可能性がある場合は条件を事前に確認することが実務的です。さらに、満期が来た後の“借り直し・預け直し”の余地まで意識すると、同じ100万円でも選択の質が変わってきます。
引用元: All About(貯める・節約)
この記事はAIが要約・編集しています。


