画像はイメージです熱すぎる飲み物と食道がんリスク 英研究
編集部2026/9/11 4:15:15
英国で実施された約100万人規模の研究で、非常に熱い状態のコーヒーや紅茶を飲む習慣と、食道がんのリスク上昇との関連を示す新たな証拠が報告されました。研究結果は8日、国際的ながん専門誌に掲載されています。
報告によれば、温かい程度ではなく「非常に熱い」状態でこうした飲み物を口にする場合、食道がんの発症リスクが約3倍になる可能性が示されたとされています。とくに強く関連がみられたのは、世界で最も多いタイプの食道がんとされる食道扁平上皮がんでした。
食道は飲食物が最初に通る臓器で、高温の液体に繰り返し触れることで粘膜が刺激を受けると考えられています。飲み物の温度と発がんの関連については以前から指摘があり、国際的ながん研究機関も、摂氏65度を超える非常に熱い飲み物について、人に対して発がん性がある可能性があるとの評価を示しています。今回の研究は、この懸念を大規模なデータで裏づけるものとして注目されています。
一方、こうした調査は通常、生活習慣と疾病の「関連」をみるものであり、熱い飲み物そのものががんの原因だと断定するものではありません。喫煙や飲酒、肥満など、食道がんの他の要因が影響している可能性も考えられるため、結果の解釈には慎重さが求められます。
日常の場面では、飲み物を少し冷ましてから口にする、というごく当たり前の習慣が一つの目安になりそうです。気になる症状が続く場合や自身のリスクが心配な場合は、自己判断せず、かかりつけ医や専門機関に相談することが大切です。研究チームの今後の解析や、他の集団を対象とした追跡調査によって、関連の詳しい仕組みがさらに明らかになることが期待されます。
引用元: CNN.co.jp
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