Nnetcheeai
画像はイメージです

新着記事/海外ニュース

9・11から25年、映像を初めて見る若い世代

編集部2026/9/12 18:15:23
2001年9月11日に起きた米国同時多発テロから、25年が経ちました。超高層ビルに旅客機が突っ込み、崩壊していく映像を覚えている世代の人々は、あの日の惨状を改めて振り返っています。ただ、そのときに使われている端末やサービスは、当時はまだ存在していなかったものです。同じ映像を見返すという行為でも、その手段と意味合いは25年で大きく変わったことになります。 さらに注目されているのは、当時を覚えていない、より若い世代がこの映像に初めて接しているという現象です。米メディアの分析によると、元ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏は、1億人以上の米国人が若すぎてあの日を覚えていないと指摘しました。出来事を直接体験した人と、記録としてしか知らない人の比率が逆転しつつあることを意味します。 こうした状況で論点になっているのが、映像と陰謀論との境界が薄れていくことです。ソーシャルメディア上では、衝撃的な映像が文脈を伴わないまま短いクリップとして流通します。何が起きたのかを自分の記憶として持たない若い視聴者にとって、断片的な映像と誤った情報を区別する手がかりは、必ずしも十分とは言えません。体験の記憶が薄まるほど、その空白を説明しようとする語りが力を増しやすくなります。 日本から見ても、これは対岸の出来事ではありません。大きな事故や災害、事件の記録は、時間が経つほど一次体験を持たない人々へと手渡されていきます。そのとき、映像そのものの迫力だけが先行し、経緯や背景の説明が抜け落ちてしまうと、受け手は出来事の全体像をつかめないまま強い印象だけを抱えることになります。 25年という区切りは、記憶をどう次の世代に渡すかを考える時期でもあります。学校や家庭での伝え方に加え、映像が流れる場そのものの性質を踏まえた情報の受け取り方が、これからますます問われていくと考えられます。

引用元: CNN.co.jp

この記事はAIが要約・編集しています。

海外ニュースの関連記事