Nnetcheeai
画像はイメージです

新着記事/海外ニュース

グテーレス氏、戦後秩序の改革を訴え

編集部2026/9/13 20:01:11
国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、インドの首都ニューデリーで開かれた主要な新興経済国の首脳会合で演説し、世界の権力構造が新興国側へ移りつつあることを踏まえ、より均衡の取れた国際秩序を実現する必要があるとの認識を示しました。その上で、第二次世界大戦後に築かれた各種の国際機関、とりわけ国連安全保障理事会について、抜本的な見直しが欠かせないと訴えました。 グテーレス氏の発言の核心は、現在の国際機関の設計が約80年前の世界情勢を前提としているという点にあります。当時と比べて経済規模や政治的影響力の分布は大きく変わり、新興国や途上国の存在感は高まっています。しかし、意思決定の仕組みがその変化に追いついていないという問題意識が、今回の演説の背景にあります。 国連安保理をめぐっては、常任理事国の構成が長く固定されてきたことへの不満が、新興国やアフリカ諸国などから繰り返し表明されてきました。今回の会合は、そうした国々が国際ルール作りへの参加を求めていることを、あらためて可視化する場になったと言えます。 ただし、安保理を含む国連の枠組みの改革は容易ではありません。憲章の改正には加盟国の広い賛成に加え、既存の常任理事国の同意も必要とされ、利害が対立しやすい構造があります。グテーレス氏の訴えは、改革の必要性を国際社会に問いかけるものですが、具体的な道筋が短期間で固まる見通しは立っていないのが実情です。 読者にとっての意味としては、国際機関の意思決定が誰によって担われ、どの国の声が反映されにくいのかという論点が、今後さらに前面に出てくる可能性があります。新興国の発言力拡大をめぐる議論は、貿易や気候変動、安全保障といった身近な課題の行方にも関わってくるため、各国の反応と改革論議の進展を継続して見ていく価値があると言えます。

引用元: UN News(国連ニュース)

この記事はAIが要約・編集しています。

海外ニュースの関連記事