
スペイン飛地セウタ、移民移送で混乱
編集部2026/9/20 8:01:06
北アフリカにあるスペインの飛地領セウタで18日早朝、警察がビーチで寝泊まりしていた数百人の移民を、港に設けられた仮設施設へ移す作業を始めました。限られた収容枠を巡って移民らの間で押し合いが起き、緊迫した場面となりました。
作業は現地時間の午前7時前に始まり、機動隊とスペイン軍が投入されました。映像には、指定されたルートへ入ろうとする人々でもみ合いになる様子が捉えられています。警察は威嚇のため空に向けて暴徒鎮圧用の弾を発射し、複数の移民を警棒で殴打しました。その後、事態はいったん沈静化し、作業が再開されています。
ビーチで夜を明かした移民らは、移送が始まった当初は拍手で迎えたものの、限られた収容枠を巡る争いから、もみ合いに発展しました。当局はセウタの港に、1700人を収容できる新たな仮設住宅を建設しています。一方でNGOによれば、依然として数千人が住まいを持たず、野宿を続けているということです。
移民の大半は成人男性と少年で占められています。仮設住宅は成人男性向けに設計されているため、未成年者は分離され、別の場所に収容されています。
あるNGOの推計では、約4000人の移民がなお浜辺や歩道といった屋外にとどまっており、今回設置された仮設住宅だけでは足りないと指摘されています。NGO関係者らは、当局が大半の移民はモロッコへ自発的に帰還すると見込んでいるのではないかと述べました。
セウタはモロッコに接するスペイン領で、ヨーロッパを目指す人々が集まる経由地の一つとして知られています。今回の移送を巡る混乱は、受け入れ態勢の規模と、屋外にとどまる人々の扱いという課題を改めて浮き彫りにした形です。当局が今後、残る人々への対応や未成年者の保護をどう進めるかが注目されます。
引用元: ロイター Reuters Japan(YouTube)
この記事はAIが要約・編集しています。



