トビラフォンBizが詐欺対策を強化
編集部2026/10/2 2:15:14
トビラシステムズは2026年9月30日、法人向け通話管理ソリューション「トビラフォン Biz」シリーズの機能アップデートを発表しました。SMSの自動送信に加え、国際電話の拒否機能を拡充するなど、電話対応の安全性と運用効率を高める内容が中心です。
今回のアップデートは、法人の電話業務で起きやすい「不要な電話への対応負担」を減らしつつ、特殊詐欺などのリスクにも備えることを狙っています。電話は今も詐欺の入口として使われることがあり、着信段階での対策が重要になる場面が多いからです。
まず追加されたのが、IVR(自動音声応答)と連携したSMSの自動送信機能です。IVRで音声案内を行うだけでなく、あらかじめ設定したメッセージを、発信元の携帯電話番号へSMSで届けられるようになります。音声だけでは伝わりにくいURLなどの情報を補助できる点が特徴です。
このSMS自動送信機能は、利用に別途契約が必要となる旨も示されています。費用や契約条件は、導入を検討する際に営業担当へ確認する形が前提になります。
次に注目されるのが、国際電話拒否機能の強化です。従来の拒否対象国番号の件数が「20」から「100」へ拡張されました。さらに、個別に拒否したい国番号を登録する既存の「個別拒否」に加え、全ての海外番号からの着信を拒否できる「一括拒否」も新たに追加されています。
「一括拒否」を設定しても、必要な国番号や個別の電話番号を許可登録できる仕組みも用意されています。国際電話を一律に遮断するのではなく、運用上の例外を作れる設計になっている点は、取引先対応がある法人にとって実務的なメリットになり得ます。
また、国際番号の悪用に関連する対策として、「要注意プレフィックス」にも対応しました。着信ポリシー内で、迷惑電話の可能性がある国際電話番号を判定する考え方で、国番号や番号帯(プレフィックス)単位で判断し、拒否などのアクションを選択できます。会社として「完全に止める」のではなく「怪しい可能性の段階で制御する」方向性が読み取れます。
加えて、IVRでの経路(発信者が選んだ分岐)の可視化も追加されています。IVRを利用している通話について、発信者がどの選択をしたのかを確認できるため、運用の実態を踏まえたIVR設計の見直しにつなげやすくなります。電話対応を効率化したい企業ほど、こうした“改善の材料”が重要になります。
なお、今回の発表ではアップデートの内容が「トビラフォン Biz3」および「Lite/smartAI」で利用可能な機能も含む形で記載されています。導入している機種によって使える範囲が異なる可能性があるため、自社環境に合わせて対応可否を確認することが大切です。
編集部メモ
今回のアップデートは、「電話を受ける場面」での安全対策(国際拒否や要注意プレフィックス)と、「案内・運用」を改善する仕組み(SMS連携、IVR経路の可視化)が同時に進む点がポイントです。国際電話のように必要性がある一方で悪用リスクもあるカテゴリは、“一律遮断”ではなく例外を作れる設計が現場では効きやすくなります。導入時は、自社の取引先の発信元パターンを棚卸ししたうえで、拒否設定の運用ルールまで含めて検討すると安心です。
引用元: INTERNET Watch
この記事はAIが要約・編集しています。


